May 10.2017
春の「眠気」

<春は副交感神経が優位に働いてリラックスモードになる>

体には、心臓の動き、血圧、食べ物の消化、体温などを調節する自律神経があります。
この自律神経には、活動中や緊張度が高いときに働く交感神経と、
休息モードを担う副交感神経とがあり、両者がバランスをとりながら働いています。

冬は、寒さの刺激で交感神経が刺激されるため
心身が知らず知らずのうちに活動的になっていて、休みにくい状況が続きます。
暖かくなるにつれてそれが一転、副交感神経が優位になって心身がリラックスした状態となり
睡眠が促される傾向にあります

自律神経は自分でコントロールすることが出来ません。
ホルモンバランスの変化も影響しきます。
成長ホルモン、睡眠ホルモンとも呼ばれるメラトニンは
日中の活動モードから夜の睡眠モードへと切り替える働きがあります。
このメラトニンの分泌量は、冬から夏にかけて、ピークの時間帯が早くなります。
よって、暖かくなるにつれて眠りにつきやすくなると考えられます。

<不意の眠気を改善する方法>

春の眠気は、季節の変化に合わせた体の働きなので、寝てはダメだ!と過敏になるのではなく
可能なら、眠いときには15~20分程度の仮眠をとりましょう。
脳が緊張した状態から一時的に解き放たれ、心身ともにリフレッシュできます。

目覚めの時間の過ごし方
起きてすぐに明るい光を浴びると、体内時計がリセットされてメラトニンの分泌が止まります。
目覚めてから約14~16時間経過すると、メラトニンが再び脳から分泌されて
自然と眠りを促す、というリズムが体内には備わっています。
起床後まずカーテンを開けて太陽の光を取り入れましょう。

自律神経の働きが安定していると、堪え難い眠気、
不自然な居眠りに襲われるなどということはありません。
そのためには、規則正しい食事や睡眠、適度な運動を続けてください。

ただし、十分睡眠をとっているはずなのに日中強い眠気がある、
居眠りを繰り返してしまう、異様に疲れやすい、休日に12時間以上も眠ってしまう方は
過眠症や睡眠時無呼吸症候群など、ほかの病気が隠れていることもあります。

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櫻井 結架

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