忘年会や新年会、クリスマスパーティーなど、年末年始はとにかく外食の機会が多い時期。
そのため胃腸はフル活動しています。
特に揚げ物や焼肉など肉類や油脂が多く含まれている食べ物は消化をするのに時間がかかり、

そのためお腹全体が疲れ気味になります。
数日に一度の「ごちそう」なら元気に働いてくれる胃腸でも、

毎日のように重たい食事を続かせるのは考えもので、休息が必要です。

胃腸に休んでもらうには、消化の良い食べ物を摂り、負担を軽減させることが大切です。
例えばおかゆやパン、白身魚などは、胃腸が少し動くだけで消化が進みます。
また、大根や長芋も、疲れた胃腸の「リセット」に役立つうれしい食材です。

＜おすすめの食材＞
○大根
生の大根に含まれている消化酵素、ジアスターゼはでんぷんの分解を促進する働きを持っています。また、胃腸の働きを助け消化不良を解消したり、胃酸をコントロールして胃もたれや胸やけを防止する働きを持っていたりするなど、食欲増進にも役立ちます。

○長芋、山芋
長芋、山芋に含まれるネバネバのもと、ムチンはタンパク質を分解し、胃の粘膜を保護する働きがあります。また、長芋、山芋は大根と同じく消化酵素のジアスターゼもたっぷり含まれています。ですから、長芋、山芋をすりおろして麦飯と和えたとろろご飯は、理にかなった食事といえるでしょう。

正月に食べすぎてしまい「正月太り」にもなりやすいこの時期。
ダイエットを考えている方も、胃腸を整える食事で一度「リセット」をしてみてはいかがでしょうか。

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鈴木由利香

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