働く女性に多くみられる月経前症候群(PMS)。月経前にイライラしたり、気力がわかなくなったり女性の身体はとても繊細で、忙しさから睡眠の不調を抱える女性も多くいます。
月経から排卵までは卵胞期と呼ばれ、エストロゲンが上昇しこの時期は基礎体温が低いです。そして排卵から月経までは黄体期と呼ばれ、プロゲステロンが上昇しこの時期は基礎体温が高いです。
睡眠の質に重要なのが深部体温。人間は、深部体温が高いほど元気で低くなるほど眠くなります。深部体温には、1日のうちで上がったり下がったりするリズムがあり、これは深部体温リズムと呼ばれています。
寝る前、深部体温が下がりにくい月経前の黄体期は要注意です!!
ぐっすりと深く眠るには、眠りはじめの深部体温が急激に下がる必要があります。
この深部体温のリズムが月経のリズムの影響を受けます。基礎体温が高くなる黄体期では、昼間の深部体温が上がりにくく、夜間に下がりにくくなります。
昼間は元気がなく眠くなり、夜は寝付きが悪くなったり、深く眠れなくなるのです。
睡眠のリズムが整っていくと月経のリズムも改善しやすく、月経のリズムに睡眠のリズムが影響されるように、睡眠のリズムに月経のリズムも影響を受けるのです。
月経前の不快な症状に対処するには、普段の睡眠のリズムを整えることはとても大切です。
私たちの脳は、場所と行為をセットで記憶します。ベッドで横になってスマホを使っていると、ベッドは眠る場所という認識がずれることがあります。すると頭の中でベッドに行く前からスマホを使いやすいように準備して臨もうとします。
ベッドは睡眠という作業をする場所なので、間違った記憶をつくってしまいます
眠りはしないけれど、横になりたいときは、眠らずに休みたいときにはソファなどベッド以外の場所にしてみましょう。
そしていざ睡眠をとるときだけベッドに入る。
こうすることで、脳に間違った記憶をつくらずに済みます。ベッドを眠りの場所と認識させることは、睡眠の不調、月経前の不調どちらを改善させるためにも大切です
KALEN DAIKANYAMA
菰原
