Jan 30.2019
なぜ冷え性になってしまうのか?【ヘッドスパ】

冷え性は体温が極端に低い「低体温」とは異なる症状です。
冷え性だと低体温になりやすい傾向はありますが、体温自体には問題がないことも多いです。
人間の体は臓器が集中する中心部分の体温を、生命活動に必要な酵素が働きやすい37℃に保つよう調節しています
このため、寒いときには足先や手先の血管を収縮させて、なるべく熱の放出を抑えます
すると足先や手先には体内の代謝で温められた血液が行き渡らなくなり、冷え性になります。

女性に冷え性が多いのは、男性と比べて基礎代謝が低く、血液を循環させる力も弱い為です。
しかし、最近は冷えに悩む男性も増えていると言われていて
寒さだけでなく、デスクワークによる運動不足や
仕事のストレスによる血行不良も関係していると考えられています。

冷え性は、寒い時の一時的なもので命にはかかわらないと軽く見られがちで
西洋医学では血行不良を病気とは考えていませんが
これに対し、東洋医学では「お血(おけつ)」という病気の扱いをしています。
お血とは「血液が流れにくい、詰まる、その結果出血する」症状の呼び名で
「お血は百病の源」とも言われています。
お血によって引き起こされる症状には冷え性のほか肩凝りや生理痛
また高血圧など様々な症状を引き起こす原因にも繋がります。

血液は全身に酸素や栄養素を配達し、老廃物を回収するという重要な役割を担っています
特に舌が紫っぽい、顔色がどす黒い、女性なら生理の経血が黒ずんでいる
かたまり状のものが混ざっている場合は、お血の可能性があります。

体を温めることで大切なのは、血流が多い部分を温めること
筋肉が大きくたくさんの血液が行き交う太腿、腰、お腹、お尻を温めると
温まった血液が冷えた足先や手先まで届くようになります
太腿にはひざ掛け、腰やお腹にはカイロや腹巻、お尻には下着の重ね着などの活用もおすすめです。
また、温まった熱を逃がさないように靴下などで保温しましょう

温かい食べ物も、片栗粉などでとろみをつけたあんかけや
シチューのように冷めにくい料理を選ぶと良いでしょう
体を温める効果がある生姜や根菜類を積極的に食べるのもよいです。

他にもお風呂にゆっくり浸かる、軽い運動などすると血行が促進されて足先や手先まで温まります

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代官山で体質改善 身体の中から綺麗になる頭蓋骨矯正ヘッドスパ
KALEN DAIKANYAMA
小嶺 さき

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