Jan 20.2017
「冬季の眠気」と「副交感神経」

寝ても寝ても眠い。
夜の睡眠もしっかり寝れていて、これといって睡眠障害もない。
そんな方が冬季増えてきています。(特に女性)

ではこの眠気はどこからくるのか、
原因はなんなのかを説明していきます。

<副交感神経優位で眠くなる>
人間には日中、活動したり考えたりするときに必要な交感神経と
睡眠や身体の疲れを回復させるのに必要な副交感神経があります。
交感神経は緊張したときや体の活動が活発な時に優位になり、
副交感神経はリラクッス状態の時に優位になります。

交感神経が優位な時は心臓の鼓動が早くなり、体温と血圧が上昇します。
戦闘モードになると言えば分りやすいでしょうか。
スポーツをやっている最中などがその状態です。

副交感神経が優位になると心臓の鼓動は穏やかになり、胃腸の働きが活発になります。
胃腸の働きが活発になると消化・吸収が促されることになるのでトイレが近くなります。
気持ちもリラックスモードになり眠くなります。

余談ですが、交感神経が活発になると胃腸の働きが弱くなります。

これらを踏まえて「寒くなるとなぜ眠くなるのか?」ですが、
基本的に寒くなると交感神経の方が活発になります。
しかし、冬は部屋の中は暖かいことが多く、
職場や家なども寒く感じない温度に設定されていますよね。
心地よい空間(リラックスできる空間)で、気持ちよくなり副交感神経が活発になります。
結果、眠気を誘いやすくしてしまいます。

・目覚めに必要な朝の光が足りない
人間の体は、朝、太陽の光を浴びることで体内時計がリセットされ、覚醒が促されます。
冬は窓から差し込む光の刺激がない分、冬の朝は目覚めにくいのです。
・目覚めに必要な体温上昇がうまくできない
眠りのリズムには、体温の変化も大きく関わっています。
体温が下がるタイミングで眠気が起きます。体温が下がると深い眠りに。
そして、体温が上がることで目覚めに向かいます。
気温の低い冬の朝は体温が下がったままの体では、なかなか目覚めることができないのです。
・冬は冷えがひどくなる冷えによる睡眠の質の低下
多くの女性が悩まされている「冷え」。
気温が下がる冬は、冷えの症状もますますひどくなります。
冷えは睡眠にも大きく関わっていて、
冷えがひどい状態では質のよい睡眠を得ることはできません。

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櫻井 結架

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