Jan 20.2017
生理中の「眠気」

生理前、女性にはさまざまな体の変化が訪れます。
頭痛にむくみ、イライラや憂鬱など、不快な症状を挙げたらきりがありません。
中でも多くの女性が感じているのが、眠い・だるいといった症状です。
「いつものように頭がシャキッとしない」
「異常な眠気で仕事も家事も集中できない、やる気がでない」
そう感じた数日後に生理が来た、そんな経験をしたことがある女性は少なくないはずです。

<生理で眠いと感じる原因>
生理で異常な眠気に襲われる原因はひとつではありません。
個人差はありますが、以下のような原因が考えられます。

・女性ホルモンの黄体ホルモンが増えるため
生理の1~3日目は女性ホルモンの一種、黄体ホルモン(プロゲステロン)が増量します。
黄体ホルモンによる眠気は、睡眠薬(ベンゾジアゼピン系)に匹敵するとされています。
・貧血
貧血により体中に酸素を届ける血液が不足すると、脳が疲労して眠気が起こります。
・栄養不足
生理中、今後の妊娠に備えた新たな卵子を作るため、子宮に多くの栄養が運ばれます。
これにより、体全体が栄養不足になり、低血糖となって眠気が起こる可能性があるのです。
・夜に熟睡できない
生理中はイライラとストレスを抱えがちに。
その結果、体が緊張状態になり熟睡ができず、昼間は眠いという結果になることもあります。
・基礎体温が下がるため
生理前は高温期にあった基礎体温が、生理を迎えることで低温期に入ります。
基礎体温の低温化は睡眠の質を下げ、その結果、慢性的に眠い状態が続くことになります。

<こんな人がなりやすい!>
・鉄分不足
鉄分の摂取が不足していると、生理中に眠いと感じる傾向が強くなります。
慢性的な肩こりや倦怠感、頭痛がある人は鉄分不足の可能性があります。
・ストレスが多い
過剰なストレスはホルモンバランスの乱れを生み、生理中の眠気の要因となります。
毎日リラックスした時間を設けるよう、生活サイクルを見直してみましょう。
・寝る直前までスマートフォンやパソコンを使用している
脳に刺激を与えてしまうスマートフォンやパソコンを就寝の直前まで使用することは
睡眠の質を低下させることになりうるので控えましょう。

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KALEN DAIKANYAMA
櫻井 結架

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