心やからだに大きな負担がかかると生理不順が起こりやすくなります。
良く見られる原因として以下のようなものがあります。
過度のストレス
過度のダイエットにともなう急激な体重減少
激しい運動、スポーツ
生理は、子宮という器官だけで一から十まで全て行われているものではありません。
生理の一連の工程は「脳の視床下部」「下垂体」「卵巣」「子宮」といった複数の器官が連携しながらスムーズに進めています。
上記に挙げたような大きな負担が体にかかると、視床下部から正常な指令が発せられなくなったり、自律神経の乱れからホルモンの分泌に影響が出るなどして、生理不順を起こすことが良くあります。
軽度の生理不順なら体を休ませてリラックスすることで正常な状態に戻るため、大きな問題はありませんが、負担が大きすぎて症状が進行すると、3ヶ月異常生理がこない「続発性無月経」になったり、様々な病気を引き起こす危険性があるので注意が必要です。
生理不順は日常の疲れやストレスからでも十分起こりうるので、実際に経験したことのある方も多いでしょう。生理による不快感がない開放感や、「すぐに元に戻るから大丈夫」といった軽い考えから放っておかれることも多いようです。
確かに軽いものなら休みを取ってリフレッシュすることで自然と正常な生理に戻りますが、だからといってあまり甘くみてはいけません。
生理不順は女性ホルモンのバランスが崩れた状態です。ホルモンバランスが崩れた状態が長く続くと、老化が早まって20~30代で若年性更年期障害になったり、色々な病気につながる危険性があります。
生理がこない時は生活習慣を改善
食生活の改善
3食しっかり食べる。色々な食材をバランス良く摂取して必要な栄養をとる。暴飲暴食・偏食をしない。刺激の強いものを摂り過ぎない。お酒・アルコールを飲み過ぎない。
からだに大きな負担をかけない
疲れやストレスをためすぎない。過度の運動やダイエットはしない。
規則正しい生活をおくる
睡眠時間をしっかりとって睡眠不足を解消する。早寝早起きを心がける。
KALEN DAIKANYAMA