Jul 23.2019
東洋医学で見る便秘の解消法 1 【ヘッドスパ】

便が出ない、便が硬い、排便してもすっきりしない。
こうした便秘の症状は、腸の動き(ぜん動運動)が悪いことや
腸内の水分不足によって起こりやすくなるのですが、これらを引き起こす要因は大きく3つあります。

【おなかが張ってガスがよく出るタイプ】

東洋医学では、排便に欠かせない腸のぜん動運動は気(エネルギー)が十分に補給され
腸をめぐっていることによって起こると考えられています。
そのため、気のめぐりが悪くなると腸の動きが悪くなって、便秘がちになります。
気のめぐりが悪くなりやすいのは、ストレスがたまっている人や運動不足の人
この場合、おなかが強く張る、ガスがよく出る、ガスや便が臭くなるといった傾向も伴います。

こうした便秘に食事で対処する場合、最初に見直したいのは主食です。
腸内の気のめぐりが悪いと、熱がたまり、腸と関連の深い皮膚に影響して
肌荒れなどの炎症を引き起こすこともあります。

主食をパンや白米ではなく、玄米や雑穀米に変えてみると良いでしょう。
気のめぐりがよくなり、便秘の緩和に役立ちます。
おかずには、気のめぐりをよくするダイコンやカブなどがおすすめです。

【疲れや冷えがひどいタイプの便秘】

腸のぜん動運動は気の働きによって起こるため
気そのものが不足している人も腸の動きが悪く、便秘になりやすい。
また、気はエネルギーであるため、不足すると熱も不足しがちになり、便秘を促します。
なかなか便が出ない、排便後も残便感があってスッキリしないといった人は
このタイプの便秘である可能性が高いです。

気を補うのと同時に体を温める効果を持つ食材を積極的に取るといいでしょう。
おすすめなのは、クルミやサツマイモ。
気を補い、体を温めることで腸の動きをよくするほか
クルミに含まれる油脂やサツマイモに含まれる食物繊維も腸の働きを助けてくれます。

特に冷えが強い人は、これに加えてコショウ、山椒、ショウガなどを食事に加えると効果的。
便秘にはバナナやヨーグルトがいいといわれますが、どちらも体を冷やす食材なので
このタイプの人は逆効果になる可能性があります。
また、体を温めるために朝起きたら必ず温かいものを口にする
スープやお茶なら、食欲がない朝でも取りやすいでしょう。

代官山で体質改善 身体の中から綺麗になる頭蓋骨矯正ヘッドスパ
KALEN DAIKANYAMA
小嶺 さき

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