Oct 08.2016
実は知らない「肝臓・胆のう」

胆のうは肝臓の下くらいにあり、ナスや西洋ナシのような形をしていて、
長さは10cm×4cmほどの小さな器官です。

<肝臓で作られた胆汁を貯えておく働き>
胆のうは、肝臓で作られた胆汁(たんじゅう)を貯えておく働きがあります。
胆汁とは、主に脂肪を消化する働きのある液体で、胆のうはこの胆汁を
5~10倍ほどの濃さに濃縮して貯蔵しています。
ちなみに、胆のうは総肝胆、胆のう管という管で肝臓とつながっており、
肝臓で作られた胆汁はこの管を通って胆のうに蓄えられます。

<貯えた胆汁を十二指腸に送る働き>
胆のうは食事(特に脂肪分を多く含む食事)をした際に、収縮をして、
胆汁を十二指腸に送る働きをします。
十二指腸に送られた胆汁は、脂肪の消化や吸収を助ける働きをします。
ちなみに、食べ物が十二指腸に入ったのを知るきっかけは、ホルモンが関与しています。
脂肪など消化に時間のかかる食物が十二指腸に入ると、
セクレチンやコレシストキニンというホルモンが分泌されます。
これらホルモンが胆のうを刺激して、貯えてある胆汁を十二指腸に送り出します。

<肝臓が弱ってしまうと>
肝臓が弱ってくると、脂物がむしょうに食べたくなります。
これは体内の脂質代謝が悪くなったためと考えられます。
ナッツ類やマヨネーズ、バター、マーガリンなどの脂っこい食べ物が欲しくなります。
油っぽい食事をいつも摂っていたり、肉料理など脂肪の多い食事を摂りすぎている場合は
肝臓で処理できなかった脂が酸化して、脂の匂いの体臭にもつながります。

肝臓は血液を浄化する体内の浄化槽にあたる役割をはたしますが、
ここが弱ると血液が汚れてしまい、脂分の多い血液が滞る状態を招きます。
汚れがひどくなると、体に「張った」感じが出てきます。
肩こりや首のこり、おなかが張る、乳腺症などで乳房が張るなどの症状があれば、
肝臓の弱りと判断して良いと思います。

<肝臓・胆のうに良い食材>
・魚介類(特に牡蠣、貝類、イカ、タコ)
・ウコン
・ゴマ
・みかん
・梅干し
・黒酢 など

脂っぽい食事、外食、ファーストフードがお好きな方は
上記の食材を参考に、バランスの良い食事を心がけましょう。

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