わが子を授かり大きな喜びに包まれているママには
おなかの子どもの成長とともに、次々と体調とメンタルに変化が訪れます
妊娠初期は興奮や不安などの心理的な変化が起こりやすく
また、ホルモンバランスの影響により、昼夜問わず強い眠気や
だるさを感じたりするママが多いでしょう。
女性ホルモンのひとつであるプロゲステロンは
体温上昇作用により妊娠後の基礎体温を高温に保つ働きをしますが
この深部体温の上昇は質の高い睡眠を妨げる一因となります。
寝ても寝ても寝足りないと感じるほど眠り欲が高まる一方
睡眠の質は低下しやすくなるのが妊娠j初期の睡眠の特徴です。
妊娠1~2ヶ月目の睡眠
ふだん私たちは、内蔵の温度である深部体温が下がることで体の眠りスイッチが入ります
通常なら月経が来ると高温期から低温機に移行しますが
妊娠すると基礎体温が高温期を維持するので、睡眠の質が悪くなってしまうのです。
また、熱っぽさやだるさもあり、風邪をひいたときに近い感覚にもなります。
早い人ではつわりの症状が表れること
またホルモンバランスの変化により精神的に不安定になること
膀胱が子宮に圧迫されておしっこが近くなることなどで
夜中に何度も目が覚める「中途覚醒」が起こるなど
さまざまな要因から眠りが妨げられてしまいます。
妊娠3ヶ月目の睡眠
妊娠3ヶ月頃はつわりがピークの時期
食べることが難しくても、「水分がとれていること」と
「おしっこが出ていること」が大事なポイントです。
夜は体を締め付けないゆったりめのパジャマで就寝する。
下半身や足元を冷やさないように、レッグウォーマーや腹巻きなどを
着用して眠るようにしましょう。
夜更かしは絶対に控えましょう!
妊娠4ヶ月目の睡眠
妊娠4ヶ月目に入ると、つわりの症状も落ち着いてくる方が多いと思います
しかし、妊娠中は感情の起伏が起こりやすいので
1人でため込まないようにしましょう。
心理的な負担は夜の眠りを圧迫し、翌日の心身の不調にも、繋がりやすくなります。
<過ごし方のコツ>
夜の時間をこれまで以上にゆったりのんびり過ごすことを心がけ
深呼吸をしたり、白湯やプレママでも飲めるハーブティーを飲んだりなど
とにかく「リラックス」を心がけましょう。
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KALEN DAIKANYAMA
小嶺 さき