くいしばりによって、歯に亀裂が入って、神経が死んでしまうことがあり
それだけ大きな負荷が顎の骨にかかっています。
そのような大きな力を加えるために、顎周辺筋肉にも余計な負担がかかっています。

また、睡眠時の歯ぎしりでは300～900kgもの力がかかっていることもあるそうです。
顎の筋肉は、側頭部や首や肩周辺筋肉にも手伝ってもらって
くいしばりでかかる力に持ちこたえています。
その結果、側頭部、首、肩、頬周辺の表情筋まで筋肉痛になります。

くいしばりは自律神経を乱す
このように顎に力がかかりっぱなしで、肩から側頭部
顔面等の顎周辺筋肉が緊張状態のままだと、自律神経の乱れも生じてしまいます。
自律神経が乱れると、睡眠障害を始め、血流障害、冷えや肩こり、頭痛
といった様々な体調不良が現れてきます。

くいしばりの解消法
くいしばりは、リラックスしている時にはしないものです。
ですから、付箋を目にして“くいしばり”に気づいた時は、思いっきり息を吐きましょう。
息を長く吐くことは副交感神経の切り替わりを促します。

鼻で軽く息を吸って、少しずつゆっくりと口で息を吐き、身体を丸くして
おへそと背中がくっつくくらい、5～10秒ほど長くゆっくりと息を吐くのがお勧めです。
ただし、息を吐くのは多くても3回で止めておきましょう。
やりすぎは体調を壊す恐れがありますので注意してくださいね。

良質な睡眠とストレス解消も大切です。
睡眠中の歯ぎしりやくいしばりは
睡眠環境を整えて睡眠に入るようにするとだいぶ少なくなります。

また、頬杖をついたり、顎に力が入るようなことは極力避けましょう。
寝姿勢も、横向き寝よりもあおむけ寝の方がくいしばりをしにくくなります。

日常のストレスも極力少なめにした方が良いでしょう。
ストレスなく、リラックスした状態ではくいしばりはなくなります。

代官山で体質改善　身体の中から綺麗になる頭蓋骨矯正ヘッドスパ
KALEN DAIKANYAMA
紀本美香子

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