May 31.2018
「大人の喘息」 [ヘッドスパ]

<喘息>
近年、大人になってから発症する成人気管支喘息が増えています。
厚生労働省の調査によると、成人喘息患者は過去30年間に急増し、
成人人口の10%近くに症状があると考えられています。
大人の喘息は子どもの喘息と違って完治しにくいといわれ
発作が起きると生活にも支障が生じる厄介な病気です。

喘息は大きく2つに分けられます。
ひとつは概ね15歳までに発症する小児喘息
もうひとつは成人してから症状が現れる大人の喘息です。
さらに大人の喘息は小児喘息が治りきらず、大人になってから再発するタイプと
中高年以降、新たに喘息を発症するタイプに分かれます。

<喘息の原因は気道の炎症>
小児も大人も、喘息の原因は気道の炎症です。
気道とは、鼻から肺に至るまでの空気の通り道のことを指します。
この気道の粘膜が刺激に弱く、常に炎症があることが、喘息の根本的な原因です。
気道に炎症があると、健常者にとっては何の問題もないことでも激しく反応し
発作などを起こしてしまいます。
たとえば、冷たい空気や特定の匂いといったものに反応し発作が起きることもあります。
発作がないときでも気道は常に炎症を起こしているため
気道の内部がむくみ、痰が増えるなどの症状が現れます。

喘息には、アレルギー性と非アレルギー性のものがあります。
小児喘息のほとんどは、ダニや花粉などのアレルゲンがきっかけとなって
気道に炎症が起こるアレルギー性です。
一方、大人の喘息はアレルゲンが特定できない非アレルギー性のものが多く見られます。
これはアレルゲンがあっても特定できないのか、それとも特定のアレルゲンがないのか
明確には判断できません。
そのため大人の喘息の場合、ストレスを感じたときに発作が出るなど
どんな状況で症状が出るのか、普段から自分を観察することが大事です。

もっとも注意したいのは気道の炎症を引き起こす風邪やインフルエンザなどの感染症です。
気道の粘膜を刺激する喫煙や大気汚染、冷たい空気に急激に触れるなどの
気温の変化、ストレス、香水や化粧品の成分なども大敵となります。
また、肥満は気道を圧迫し、脂肪細胞が炎症物質を産生するので、太り過ぎは改善すべきです。

代官山で体質改善 身体の中から綺麗になる頭蓋骨矯正ヘッドスパ
KALEN DAIKANYAMA
櫻井 結架

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