歯ぎしりとは歯を擦り合わせたり、過度に歯を噛みしめたりする動作で
症状の重さに個人差はありますがほとんどの人が行っている、といわれています。
特に寝ている間の歯ぎしりは
歯に70~100キロの負担がかかるとも言われ
歯が削れる、変形する他にも
様々な不調を招きやすくする、とも言われています。
1.頭痛
歯ぎしりや食いしばりをする時、顎から頭の横へと広がっている筋肉、
側頭筋(そくとうきん)という筋肉が使われ、
段々と側頭筋が緊張し、頭が締め付けられているような頭痛が起きやすくなります。
また歯ぎしりの時に使われる筋肉は顎、首、肩へと繋がっており、
肩こりの原因にも。
肩の血行不良から頭痛を起こす場合もあります。
2.全身の倦怠感・だるさ
歯ぎしり・食いしばりがひどい場合、全身に力を入れて寝ていることが多く
目が覚めてだるさを感じやすくなります。
日中ではありえない筋肉の使い方をしているせいもあるので、
朝から身体の疲れ、痛みも出やすくなります。
3.顔の左右差、エラ張り
歯ぎしり・食いしばりが強い側は、
唇や目の位置が上がり、二重の幅も大きくなる傾向にあり、
これは後頭骨がズレることにより顔の筋肉が引っ張られることが原因と言われています。
また、咬筋(こうきん)が発達するため、
年齢とともにエラが張るなど、輪郭にも関係していきます。
たかが歯ぎしりと思わず
一度歯医者さんで診てもらうのがおすすめです。
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