Oct 19.2017
眠れない原因は?おススメの薬膳食材

東洋医学では、一定の時間、ある程度の質の睡眠が習慣的にとれていないことを不眠と考え
「失眠」「不寐(ふび)」ともよばれます。
その主な原因には、こんなことが挙げられます

・七情(喜・怒・憂・思・悲・恐・驚)の損傷
・考え過ぎ
・過労
・感情の強い刺激
・過度の性生活
・長期に渡る慢性病
・老化

こうしたことが原因で、「気血や陰陽バランスが崩れる」→「臓腑機能の失調」→
「心神(精神)が乱れる」→「眠りの質が低下する」と考えられています

眠れない原因は?おススメの薬膳食材

・ストレスによる不眠

不眠多夢、イライラ、目の充血、食欲がない
便秘などが症状として出ることがあります

こんな人には、ストレスと関わりの深い肝を助ける
平肝(へいかん)というイライラや不眠、目の充血に効く
セロリ、トマト、ウコンなど

精神不安、不眠などに効く安神(あんしん)の効果を持つ
アーモンド、百合根、牡蠣などがおススメになります

また、イライラしやすい人は辛い物はなるべく控えめにした
食生活を心掛けると良いでしょう

・飲食不摂生による不眠

不摂生な食生活を続けていると
体の中に未消化物が停滞してしまいやすくなります
それが集まって体の中で痰熱を生じ
胃の正常な働きが妨げられることで寝つきが悪くなります

不眠、頭が重い、立ちくらみ、食べることを考えたくない
胸やけなどが主な症状として挙げられます

こんな人には、痰熱をとる化痰(けたん)の働きがある
大根、冬瓜、梨、わかめなど
清熱(せいねつ)の働きがある
豆腐、ズッキーニ、ほうれん草、キウイ、柿などがおススメになります

・考え過ぎる不眠

くよくよ考え過ぎると心の陰血が不足し、心に栄養が足りず
心神不安になって眠りにくくなってしまいます
夢が多く目がよく覚める、精神不安、めまい、元気がない、食欲がない
顔につやがないが主な症状として挙げられます

考え過ぎて眠れない不眠タイプは、気血を補う食事をとりましょう

気を補う補気(ほき)の
米や山芋、豆、牛肉、卵など

血を補う補血(ほけつ)の
黒ゴマ、黒きくらげ、いか、たこ、まぐろ、豚肉などがおススメになります

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代官山で体質改善 身体の中から綺麗になる頭蓋骨矯正ヘッドスパ
KALEN DAIKANYAMA
小嶺さき

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