漢方アロマヘッドスパ KALEN : 【慢性冷え性には「五香紛」がおすすめ/ヘッドスパ】

Nov 18.2021

【慢性冷え性には「五香紛」がおすすめ/ヘッドスパ】

飲食物や薄着や冷房による冷えは、急性的な冷えの症状ですが
体質による冷えは慢性的な冷えと言えます。
厚着をしたり、カイロで温めても楽になるのは一時的で、
根本はなかなか良くならないという方は体質からしっかりと見直す必要があるかもしれません。

まずは冷たい飲食物を避け、温かい物の飲食を心掛けましょう。
加えて、カラダを温める食材や胃腸を温めてくれる食材を積極的に摂るようにしましょう。

食材としておすすめなのが
中国の代表的なミックススパイス「五香粉」です。
一般的なスーパーのスパイス売り場で買うことができ、
５種類のスパイスをミックスしたもので、
山椒（花椒）、フェンネル（小茴香）、ハッカク（八角）、
クローブ（丁子）、シナモン（肉桂）が中身になります。
実はこの５つのスパイス全てがお腹を芯から温める働きがあるため
お腹の冷えのためのスパイスといっても過言ではありません。

特に山椒とフェンネルは単体でも効果が期待できます。

・山椒
うなぎの薬味や中華料理の香辛料として有名ですが、
ショウガ同様、お腹を中心にカラダを芯から温めてくれる働きがあります。
お腹の冷えによる痛みにもおすすめです。
熱を加えることによって効果的な成分が揮発してしまうので、
調理は短時間に心掛けるのがポイントです。

・フェンネル
魚や肉の臭みをとるキッチンハーブとして幅広く使われるフェンネルは、
漢方では小茴香（しょうういきょう）という名前で親しまれています。
健胃薬としても有名なフェンネルは、胃の調子を整えるとともにお腹を温め、
冷えによる腹痛だけでなく、吐き気や食欲不振も解消する働きがあると言われています。
また胃腸を穏やかに刺激することで、お腹のガスを解消する働きがあるとも言われていて、
お腹の張りによる痛みにも使われています。
こちらも熱に弱いので仕上げに入れて、調理の時間を短くするのがポイントです。

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