胃潰瘍とは
酸によって胃の粘膜の下の層までがただれ、胃壁が傷ついてしまう病気です
<症状>
人によって症状のあらわれ方に差があります。
ほとんど症状を感じない人もいますが、食後30分~1時間以内にお腹の上の部分や
背中に痛みを感じる人も多く見られます
<原因>
胃の粘膜は酸に強いのですがストレス、食事、喫煙、薬剤などの影響により
粘膜を守るはたらきが弱くなってしまい、少量の胃酸でも粘膜を溶かして傷つけてしまうのです
また最近ではヘリコバクター・ピロリ菌が粘膜に障害をおこし
胃潰瘍の原因となっていることが分ってきました
<胃を守るための食生活>
胃は体の不調のサインでもあります
胃痛があったら生活習慣の振り返りをしてみてください
(1)胃に負担をかけない食事をする
胃が痛いとき、弱っているときは胃を守る食事を心がけましょう
刺激にならないものを少量、数回に分けて食べることが大切です
チーズや牛乳、ヨーグルトなどの乳製品は胃粘膜のサポートします
生のものよりも加熱したもののほうが胃に負担をかけません
生野菜よりも、熱を通して煮込んだ野菜を食べるようにしましょう
特に、脂っこいもの、酸っぱいもの、辛いもの、硬いもの
そしてコーヒーやお茶などカフェインの多いものは胃の刺激になるため注意が必要です
(2)空腹な状態を長時間つくらない
欠食のように長時間空腹状態が続くと
本来食べ物を消化するはずの胃酸が胃を刺激してしまいます
忙しくても1日3回決まった時間に食べるようにしたいもの
どうしても食事が摂れないときには手軽に食べられる
ヨーグルトや果物、ゼリー飲料など何かしら胃に入れておくといいです
(3)過度な飲酒・喫煙は避ける
お酒は適量なら胃の働きをサポートしますが、過剰に飲めば胃への刺激となります。
また、タバコは胃の働きを弱めるとともに、胃酸分泌を促し胃痛の原因となりますので
胃痛があるときは避けるようにしましょう
(4)食べた後はすぐに動かない
食べたあとは消化のために血液が胃に集中します
そのタイミングで動いてしまうと、血液が胃に集中できず消化不良を起こす要因にもなります
食後は20分ほどゆっくりしてから動くようにするといいですね
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KALEN DAIKANYAMA
櫻井 結架