Feb 08.2019
「水分不足」と「むくみ」【ヘッドスパ】

むくみが起こる仕組み

私たちの体の中の水分は、細胞内にあるもの(細胞内液)と
細胞外にあるもの(細胞外液)とに分けることができます。
体内の水分のうち3分の2ほどが細胞内液、残りが細胞外液であると言われています。
細胞外液には、血しょう(血液のうち血球と血小板を除いたもの)、リンパ液
そして細胞間液の3つがあります。
心臓から送り出された血液は動脈を通って酸素や栄養素を体のすみずみまで届け
代わりに不要となった老廃物や二酸化炭素を回収し
静脈を通って心臓に戻るという仕組みになっています。
このとき血管と細胞の間で栄養素や酸素、老廃物や二酸化炭素の受け渡しを行っているのが
細胞間液です。
リンパ液は、老廃物などを含んだ細胞間液を静脈へ戻すという働きを担っています。
この一連のメカニズムに何らかの狂いが生じたときに起こるのが「むくみ」です。
・動脈から細胞間への水分の流入が多くなる
・細胞間からリンパ液、静脈への水分の回収が鈍る
このようにむくみには血液循環のトラブルが関係していることから、
疲れやだるさといった症状を伴うことが多いと言われています。

一過性の原因によるむくみ

・長時間にわたる同じ姿勢
立ち仕事やデスクワークなどで長時間同じ姿勢をとっていると、血液の循環が悪くなり
血管から細胞間への水分の流入が多くなったり
細胞間から血管への水分の回収が悪くなったりして細胞間液が過剰になってしまうのです。

・下着などによる締め付け
下着などによって体が締め付けられている場合にも同様に
血行不良によるむくみが起こりやすくなります。

・塩分過多
塩分(ナトリウム)を摂りすぎると、
体はナトリウム濃度を下げるために水分を多く取り込もうとします。
そして体内の水分量が増加し、むくみとなって表れることがあります。

・女性
男性に比べ、一般的に女性の方がむくみやすいと言われます。
女性は月経前になるとホルモンの関係で水分を体内に溜め込もうとするほか
血液(静脈)を心臓に向かって押し上げる筋肉の力が弱いため
血液の循環が滞りやすいということがあります。

・冷え

夏場にエアコンなどで体を冷やしすぎたり、冷たい飲み物を摂りすぎたりすると
体が冷えてむくみが生じやすくなります。

代官山で体質改善 身体の中から綺麗になる頭蓋骨矯正ヘッドスパ
KALEN DAIKANYAMA
櫻井 結架

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