ストレスという単語は、もともとは物理学で使われていた言葉で、
「外からの圧力で物体に歪みが生じた状態に対する抵抗力(応力)」のことでした。
これが生物にも当てはめられ、
外部から刺激を受けたときにそれに応えようとする体の反応を
ストレス反応と呼ぶようになりました。
ストレス理論では、ストレスの原因を「ストレッサー」、
それによって引き起こされる体の反応を「ストレス反応」と定義します。
一般的に使われるストレスという言葉では、精神面のことを中心に考えられていますが、
暑さや寒さ、騒音、化学物質などさまざまなものがストレッサーとなります。
ストレスを風船で考えてみると、膨らんだ風船を指で押す力がストレッサー、
大きさを戻そうとする圧力がストレス反応です。
もしも、指で風船を押す力が大きすぎるとどうなるでしょうか。
風船は破裂して元に戻れなくなってしまいます。
ストレスによる症状が現れたとき、体は過剰な刺激に反応しきれなくなっているということです。
ストレスに対応するため、心拍数や血圧が上昇し、血糖値が高まるため、
体全体にエネルギーが供給されることで活動的になります。
一方で、胃腸の働きが悪くなり、免疫細胞の働きを低下させてしまいます。
ストレス反応では、消化機能や免疫力などを犠牲に
一時的に体の活動力を限界まで高めているような状態です。
しかし、体には強い負荷がかかっているので
ストレス過剰の状態が続けば、疲弊した体は徐々に力を出せなくなってしまいます。
血圧の上昇は高血圧症や動脈硬化に、
血糖値の上昇は糖尿病の原因となります。
ストレスの影響を受けやすい胃腸は調子が悪くなり、便秘や下痢をしやすくなります。
免疫力の低下が続けばかぜなどの感染症にもかかりやすくなります。
過剰なストレスは万病のもととなってしまいます。
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馬渡 一輝
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