Apr 04.2018
「頭痛」が治る分かれ道

頭痛は日常でよく経験する症状のひとつなので
「頭痛くらい市販薬で大丈夫、休めば大丈夫」と軽視されがちですが
放っておくと仕事や日常生活に支障が出るくらい悪化したり
命に関わる病気が背後に隠れていたりすることもあります。
また、頭痛の種類によって治療法や予防法も異なるので
自己判断で対処するのはかえって逆効果のときもあります。

【血行不良が原因の「緊張型頭痛」】と、【血管が拡張して痛む「片頭痛」】
「緊張型頭痛」は、デスクワークや運転など同じ姿勢を長時間続けた後や
精神的なストレスが続いた時に、首肩・頭周りの筋肉が緊張し
血行が悪くなって痛みが起きます。
午後から夕方にかけて、目の疲れや倦怠感とともに現れやすく
男女や年齢関係なく誰でも起こります。

「片頭痛」は、何らかの理由で頭の血管が拡張し、炎症を起こして痛みが生じます。
はっきりとしたメカニズムは解明されていません。
20~40歳代の女性に多く、有病率は男性の3.6倍といわれています。
寝不足、肩こり、過労、旅行・外出、タバコやアルコールが引き金になりやすいようです。
また、緊張から開放されリラックスしたときにも片頭痛が起こることがあります。
片頭痛の前兆として、目の前にキラキラした光がちらつくことがあります。
また、頭痛時、吐き気を伴うことがあり、体を動かすと、痛みが強くなってしまうのが特徴です。

【「緊張型頭痛」か「片頭痛」かによって対処法は180度違う】
血行が悪くなる「緊張型頭痛」と血管が拡張する「片頭痛」。
頭痛が起きるメカニズムが正反対なので、対処方法も違います。

【緊張型頭痛の対処法】
・蒸しタオルや入浴で首と肩を温める。
・首肩のストレッチ、肩回しをする。
・運動をする。水泳やラジオ体操はGOOD。
・ストレスが深く関与しているため、心身の負担になっているストレスを解消する。(よく寝る、笑う、リラックスできることをする‥etc)

【片頭痛の対処法】
・こめかみを押して、血流を阻害する。
・痛む部分を冷やす。
・光や音に敏感になっているので、なるべく暗く静かな場所で休む。
・血管収縮作用のあるカフェイン(コーヒー、緑茶)をとる。
※片頭痛が起きているときは、血管を広げるような運動や入浴、マッサージは逆効果!

代官山で体質改善 身体の中から綺麗になる頭蓋骨矯正ヘッドスパ
KALEN DAIKANYAMA
櫻井結架

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