May 03.2019
年を取るとお酒に弱くなる理由 【ヘッドスパ】

年齢を重ねるごとにアルコールが飲めなくなった
翌日に残るようになったと感じることはないでしょうか。

アルコール分解のメカニズムとは?

体内に入ったアルコールは胃や腸から血液に混ざります。
血液が肝臓を通過する際にアセトアルデヒドという有害物質に変わるため
頭がぼんやりしたり、人によっては頭痛や吐き気などをもよおします。
そして、アセトアルデヒドは水と二酸化炭素に分解され、体外に排出されます。

このアセトアルデヒドを分解する酵素をアルコール脱水素酵素(ALDH)といい
酵素を多く持っている人はアルコールを分解する力が強く、「酒に強い」となります。
日本人は遺伝子的にこのALDHを持っている人口の割合が低く
欧米人に比べると酒に弱いと言われています。

ちなみに近年の研究では、アルコールについて
「飲めば強くなる」ということはないとされていて
強くなったと感じるのは、アセトアルデヒドが体内で引き起こす不調に
慣れたと感じるからだとされています。

「年を取るとお酒に弱くなる理由」

・肝機能の低下

アルコール分解力は30代をピークに、そこから右肩下がりとなります。
肝臓がコレまで分解できていた量のアルコールでも
機能低下のため分解しづらくなり、「抜けが悪くなった」「翌日に残った」と感じるのです

・体内の水分量

人間の体内の水分比率は、赤ちゃんの頃は80%も水分が占めています
年齢とともに水分量が低下していき、成人男性では60%、高齢者は50%となります。
年を取るとシワが多くなった、手がかさつくようになったと感じるのは
この水分量の低下が原因と考えられています。
飲酒時は自然と血中アルコール量が増え、また飲酒は利尿作用もあるため
さらに体内から水分が抜けてしまい悪酔いしやすくなります。

「二日酔いしないアルコールの嗜み方」

二日酔いの症状といえば、頭痛やアルコールの臭いがする
ぼんやりするなどが上げられます。
このような症状は体内の水分量の低下にあると言われています
これを防ぐためには、水とアルコールを交互に飲んだり
度数の高いお酒の場合は水で割って飲むという工夫が必要です
また、飲酒後は低血糖になりやすいため、スポーツ飲料を飲むことも効果的と考えられています。

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代官山で体質改善 身体の中から綺麗になる頭蓋骨矯正ヘッドスパ
KALEN DAIKANYAMA
小嶺 さき

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