Oct 03.2016
下肢静脈瘤〜原因と予防

<下肢静脈瘤とは?>
下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)は足の血管の病気です。下肢とは足のことで、静脈瘤は血管(静脈)が文字どおりコブ(瘤)のようにふくらんだ状態のことをいいます。
下肢静脈瘤は、40歳以上の女性に多く認められ、年齢とともに増加していきます。

日本人では15歳以上の男女の約43%、30歳以上では約62%もの人に静脈瘤が見られます。
また、出産経験のある女性の2人に1人、約半数の方が発症するというダータもあるようで、
下肢静脈瘤はまだまだ認知はされていませんが、実は身近な病気なのです。

<予防>
・適度な運動
休日なども家の中でじっとしている生活ではなく、適度な運動、
すなわち体を動かすことで血流がよくなり、足の筋力を高めて下肢静脈瘤を予防します。
反対に激しい運動や長距離のジョギングなどは避けるようにしましょう。

・バランスのとれた食事
塩分や油分の多い食事が多くなっていませんか?下肢静脈瘤の原因になりやすい、
肥満や脂質異常を予防するために、バランスのとれた食生活を送ることが、
血流改善や静脈への負担を軽くすることになります。

・長時間の立ち仕事や座り作業には、軽い運動を
じっと立っている時間の長い販売員などの職業の方、デスクワークや家の中でも椅子に座っている時間が長い人は、休み時間などに軽い運動をしたり、足を上げて休ませるなどして、こまめに足をいたわりましょう。

・締め付けの強すぎる下着の着用は避ける
スリムなボトムスなどに合わせて、窮屈なガードルなどの下着で体を締め付けると、
下半身の血行が悪くなって下肢静脈瘤を悪化させます。
また、ハイヒールは歩く時に足のふくらはぎの筋肉がしっかり使えないために、
血液の循環が悪くなります。
ですので、ヒールの低い靴を履いてしっかりと歩く期間も取り入れましょう。

・弾性ストッキングを活用
弾性ストッキングは、足首からふくらはぎ、太ももまで段階的に圧迫することで血行を効果的にキープする、医療用のストッキングです。
下肢静脈瘤の予防や悪化を防いだり、治療後のケア、さらにはむくみ対策にも役立ちます。
自分の足に合わせたサイズやタイプを選び、正しい履き方で着用するようにしましょう。

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