Sep 17.2017
ストレスでなぜ甘いものを食べたくなるの?

・甘いものにはリラックス効果がある

甘いものは、どのようなメカニズムで、気持ちを落ち着け
リラックスさせてくれる役割を果たしているのでしょうか?

まず、砂糖を含む甘いものを食べると、脳内の快感中枢が刺激され
「エンドルフィン」という物質が生成されます

エンドルフィンは、気持ちを落ち着かせたり
リラックスさせたりする効果があるとされており
実際に甘いものを食べた後、脳波を測定すると
リラックス状態であるという医学的な結果が出ています

・食後の甘いデザートはストレス軽減に効果的

もう一つカギになるのが、「セロトニン」という物質です
セロトニンもキモチを落ち着かせてくれる物質になります
こちらはお肉やお魚などに含まれる
トリプトファンというアミノ酸が脳に運ばれることで作られます
ところが、お肉やお魚だけでは、セロトニンが作られません

トリプトファンを脳に運ぶために大事な役割を果たすのは
甘いもの、すなわちブドウ糖になります
一般的にお砂糖とよばれるものは、正式には「ショ糖」と呼ばれ
ブドウ糖と果糖でできています
ショ糖は体内に入ると水分で瞬時に分解されて、吸収されます

つまり、お肉やお魚の後に甘いデザートを食べるのは
ストレスを和らげるのに極めて合理的になります

・食べ過ぎは健康上のリスクを高める

ストレスを和らげるために甘いものを食べる
それ自体は効果的です

しかし甘いものを食べ過ぎてしまうことは
様々な健康上のリスクを高めてしまいます

その一つは、カロリーの取りすぎによる肥満になります
甘いものがやめられない、依存症のようになっていると
肥満リスクは非常に高いでしょう
甘いもののカロリーは、糖の種類によって少しづつ異なりますが
砂糖であれば、だいたい1グラム当たり4キロカロリーほどになるといわれています
ちなみに、デスクワークが中心の30代女性で
一日に必要とされるカロリーの平均は1800キロカロリー程度

例えば、お菓子・甘いものの代表例
ショートケーキ
これは1つで、砂糖が約30グラム(≒120キロカロリー)
加えてクリームや小麦粉のカロリーも含まれます
全体で300~400キロカロリーと言われますから
約1/3ぐらいは甘い成分でできています

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代官山で体質改善 身体の中から綺麗になる頭蓋骨矯正ヘッドスパ
KALEN DAIKANYAMA
小嶺さき

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