漢方アロマヘッドスパ KALEN : 【漢方医学でみる免疫力とは/ヘッドスパ】

Apr 26.2020

【漢方医学でみる免疫力とは/ヘッドスパ】

日常生活をしていて、免疫力が低下する原因はたくさんあります。
疲れの蓄積、暴飲暴食、不規則な生活、ストレス、運動不足などなど

現代の医学では病原体の排除や、症状の緩和を重視します。
症状が緩和されると楽にはなりますが、ひとが持つ免疫力を高めるための発熱（体温上昇）や
ウイルスや異物などを排除するための咳などを薬で抑え込んでしまうことで
かえって病原体が長く体内に残り続けることで、病気が長引くことがあります。
作用の強い薬によって、自己免疫力が落ちることもあります。

漢方の考えでは、免疫を「体表での働き」と「体内での働き」に分けて考えます。

体表では、病原体が侵入するとくしゃみ、はなみず、涙、咳、痰などで、追い払う働きです。
この働きを「肺」が担うと考えます。

そして、不安や悩み、暗い気分、緊張が続くことは、ウイルスなどを内側に呼び込むことになります。
嬉しい楽しい気分、幸せな気分が体表の免疫力を高めます。

手洗い、うがいやマスクはウイルスの侵入を減らすのにとても有効ですが
それをかいくぐって体内に侵入します。

体内に侵入しても、増殖して発症させないように働くのが
漢方の考えでいう「腎」の力となります。
ウイルスなどの病原体を、体内で封じ込めてやっつけます。

この力を強くするには、昼間に身体をよく動かすこと、夜にしっかり睡眠をとることが大切です。

同じ環境で生活していて、病気になる人とならない人がいるのは
この腎や肺の強さが違うからです。
運動や睡眠で自己免疫を強くして、ポジティブな気持ちがその力を引き出し
ウイルスをやっつけたり、追い払うのが、漢方でいう免疫力となります。

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