免疫力と代謝が、うまく機能する体温が37℃前後と言われています。
37℃と聞くと熱がある感じる方もいると思いますが、この温度を発熱ではなく平均体温にすることが大切なのです。
逆に、36℃を下回ることを低体温と呼びます。
低体温は内臓の冷えにもつながります。
お腹を温めてあげることは正常な内臓機能を維持するためにも、とても大切です。

●体温を上げる方法1：筋肉を付ける

女性に低体温や冷え性が多い理由として、男性よりも筋肉量が少ないことが挙げられます。筋肉運動による血液循環が少なくなると、体温が下がる原因になります。適度な筋肉を付けるには、激しい運動ではなく、スクワットや腹筋で筋肉を鍛えたり、ストレッチやヨガなどがおすすめです。

●体温を上げる方法2：白湯を朝晩

東洋医学では、体が冷えることは陽の気つまりプラスエネルギーが少ない状態を指します。
白湯は、そんなプラスエネルギーを手軽に摂ることができる方法です。
まずは体を内側から温める事が大切です。白湯を飲むときはコップ1杯分を10～15分くらいかけてゆっくり飲んでください。

●体温を上げる方法3：ショウガやシナモンと紅茶の組み合わせ

ショウガの体を温める作用は、乾燥させるか、加熱しないと発揮されません。
そのため、温かいものに入れるのが一番手軽なのです。
シナモンは、漢方処方にも用いられる桂皮（けいひ）いう生薬で、体を内側から温める作用があります。
紅茶に含まれる紅茶ポリフェノールには抗酸化作用もあるので、免疫力アップにも効果があります。

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竹島　育美

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