Mar 08.2018
「花粉による肌荒れ」原因

<免疫の過剰反応>
わたしたちの体には、侵入して来ようとする異物を排除し
体を守ろうとする働きが生まれつき備わっています
これを「免疫機能」と呼びます
花粉は本来ならばそれほど人体に害を及ぼすものではないのですが
免疫機能が花粉を異物と勘違いしてしまうことがあります
この場合、体内では花粉を撃退するためのIgE抗体というものが作り出され
肥満細胞というものに付着することでヒスタミンという物質が放出されます
このヒスタミンが刺激となって体がアレルギー反応を起こした結果
くしゃみ・鼻水・涙などが止まらなくなるのです
一度異物と認識されてしまった花粉は
体の表面に付着しただけでもアレルギー反応を引き起こす原因となり
目のかゆみ・肌のかゆみ・かぶれ・肌荒れなどが現れます

<摩擦による肌荒れ>
花粉に過剰反応するようになってしまった免疫機能はどんどんヒスタミンの放出を促し
体にはさまざまな症状が出てきます
中でも厄介なのがくしゃみ・鼻水です。
これらの症状が出てしまった時最初に行う対策と言えば
マスクをする、鼻をかむといったことだと思います
実は、どちらも摩擦の原因となるため、肌には負担なのです
花粉症用のマスクは大きく、顔にフィットするものが多くなっています
これは、肌とマスクの間に起こる摩擦の面積や強さを大きくしてしまうことにつながります
鼻のかみすぎも、ティッシュとの摩擦で肌を傷めてしまうことになります
また、花粉による目のかゆみがひどい時などは無意識に目をこすってしまうことがあります
これもデリケートな目元の皮膚に負担を与える“摩擦”であると言えます

<肌のバリア機能の低下>
肌の表面近くにある角質層は、肌のうるおいを保持するとともに
刺激や異物から肌を守ってくれる働きを持っています
これを、肌の「バリア機能」と呼びます
花粉の時期に荒れてしまった肌は角質層にもダメージを受け
バリア機能が低下した状態にあります
ただでさえバリア機能が低下しているところに肌荒れでキメが乱れた角質層から花粉が入り込み
ダイレクトに肌に刺激を与えてしまうことでさらなる肌荒れや
炎症を引き起こしてしまうという負のスパイラルにあるのです

代官山で体質改善 身体の中から綺麗になる頭蓋骨矯正ヘッドスパ
KALEN DAIKANYAMA

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