Jan 30.2019
「結石」とは

<結石とは>
胆石、すい炎、結石(尿管結石)の痛みは、「3大激痛」といわれます。
なかでも結石は昔から、「七転八倒の苦しみ」とか「想像できない痛み」と表現されるほどです。
それほどの痛みを引き起こす結石とは、腎臓などにできるシュウ酸カルシウムやリン酸カルシウムなどのかたまりのことを言います。
腎臓から尿管、膀胱、尿道という尿の通り道(尿路)にできるため
総称して「尿路結石」ともいいます。
結石は、腎臓にあるあいだはほとんど痛みはありません。
ところが結石が腎臓から細い尿管へ移動すると(尿管結石)突然激痛を発するようになります。
痛みの原因は、結石が尿管に詰まり、尿の圧力が高まって尿管がけいれんを起こし
神経を刺激するためと考えられています。
痛みは結石のある下腹部だけでなく腎臓に障害が起こると
わき腹や腰に激痛が走ることもあります。
結石が尿管などの壁を傷つけると、血尿が出ることもあります。
日ごろからできるだけ結石ができないように注意し、また結石ができてしまった場合も
痛みなどの再発を防ぐ生活を心がけることが大切です。

従来、中年以降の男性に多くみられました。
ところが最近は、女性にも増えています。
その背景には食生活の洋風化
とくに肉類など動物性タンパク質の摂取量の増加が指摘されています。
私たちが肉類などを多く食べると、シュウ酸や尿酸などの物質が体内に増えます。
このうちのシュウ酸には、カルシウムと結合しやすい性質があります。
シュウ酸は腸のなかでカルシウムと結びつくと、便と一緒にからだの外に排泄されます。
ところがシュウ酸の量が多いと、あまった分は尿のなかに出てきます。
尿のなかでシュウ酸がカルシウムと結合すると
石のようなかたまりとなって排泄されにくくなり
腎臓に障害を及ぼしたり、尿管を詰まらせることになるのです。
しかしその後の研究などから、むしろカルシウムを積極的にとることが必要だとされています。
それは腸内でシュウ酸と結びつくカルシウムを増やすことで
便として排泄しやすくするためです。
日本人の食生活では、一般に動物性タンパク質の摂取量が増えているのに対し、カルシウムは必要とされる摂取量に足りていません。
このことが結石を増やす大きな要因となっています。

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KALEN DAIKANYAMA
櫻井 結架

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