Jan 05.2017
脂質異常症(高脂血症)

<脂質異常症とは>
脂質異常症は、脂質の代謝がうまくいかず、血液中に脂質が異常に増えてしまう病気です。
遺伝によって起こる 家族性高コレステロール血症 の場合は、黄色腫(おうしょくしゅ)と
呼ばれるコレステロールの塊がひじやひざ、アキレス腱のあたりにできることがあります。
しかし、ほとんどの場合は血液中に脂質が増えるだけで、何も自覚症状が現れません。
このため、健康診断などで血液検査を受けて、はじめて気づく場合が多いのです。

脂質異常症が怖いのは動脈硬化を招くからです。
血液中に増えすぎた「LDL 悪玉コレステロール」は血管壁に入り込んで蓄積し、
活性酸素によって酸化され「酸化LDL」に変化します。
すると、血管壁の中にいる「マクロファージ」という白血球の一種に取り込まれ、
コブのように大きくなっていきます。
すると、血管が狭くなり、血液が流れにくくなってしまうのです。
このコブがさらに大きくなってはがれ落ちると、血栓となって血管を詰まらせることになります。
動脈硬化が心臓の血管で進行すれば心筋梗塞に、脳の血管で進行すれば
脳梗塞になり、最悪の場合は、命を落としてしまう可能性もあります。

<脂質異常症の原因になる食生活や生活習慣>
・肥満 過食や運動不足による肥満は、脂質異常症の最大の要因
とくにお腹まわりに脂肪が多い内臓脂肪型肥満の人は、中性脂肪値や悪玉コレステロール値が高く、善玉コレステロール値が低くなりやすい傾向がある
・動物性脂肪 肉の脂身や乳製品などの動物性脂肪に多く含まれる飽和脂肪酸のとり過ぎは、血液中の悪玉コレステロールを増やす
・コレステロール 鶏卵、魚卵、レバー、鶏肉の皮などコレステロールが多い食品を食べ過ぎると悪玉コレステロールが増える
・甘いものの食べ過ぎ 甘いお菓子やジュース果物の食べ過ぎは肥満を招くだけでなく中性脂肪値を上昇させ善玉コレステロールを下げる作用がある
・お酒の飲み過ぎ 適量のお酒は善玉コレステロールを増やすが飲み過ぎると血液中の中性脂肪値が高くなる
・ストレス ストレスを感じると体内でさまざまなホルモンが物質たくさん作られ血中にコレステロールが増える
タバコ…タバコを吸うと悪玉コレステロールと中性脂肪が増加し善玉コレステロールが減る

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櫻井 結架

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