<ホルモンバランスの乱れをチェック>
生理前の時期に当てはまる項目をチェックして、当てはまる数の一番多い方の対処法も一緒に参考にしてみてくださいね。
自律神経が乱れているタイプ
□めまいがある
□ひどい肩こりがある
□不安感が強くなる
□手足の冷えが強いと感じる
□頭痛が起こりやすい
卵巣が疲労しているタイプ
□便秘や下痢になりやすい
□おりものが増える
□下腹部痛がある
□乳房の張りや痛みがある
□肌が荒れやすい
<タイプ別の原因とアプローチ法>
自律神経が乱れているタイプ
めまいや肩こり、冷えがある場合は、自律神経が乱れている可能性があります。このタイプは、ストレスによる体への影響が出やすく、月経痛や月経中の不調を感じやすくなるのが特徴です。また、血行不良を起こしていたり、体温調節がうまくいっていない可能性もあります。この場合、緊張性頭痛などの症状も起こりやすいので、マッサージや軽い運動、入浴などで体をほぐし、温めることをオススメします。
卵巣が疲労しているタイプ
卵巣の機能がうまく働かないと、女性ホルモンのバランスが崩れやすくなります。この場合、体に水分をためこもうとする生理機能が働き、大腸が食べ物に含まれている水分を吸収するため、便まで水分が行き届かなくなります。これにより、便秘が起こりやすくなるのです。また、黄体ホルモンの過剰分泌が原因で、下腹部痛や乳房の痛み、一時的なおりもの量の増加が見られることもあります。
このような方は、タンパク質やビタミンE、カリウム、コエンザイムQ10などが含まれた食材を積極的に摂取するようにしましょう。女性ホルモンが活性しやすくなり、卵巣の新陳代謝がスムーズになります。また、適度な運動を行うことでも女性ホルモンが分泌されやすくなるので、体に負担がない程度で行うことをおすすめします。
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KALEN DAIKANYAMA
市毛さゆり