Jul 25.2019
「味覚障害」をともなう疾患【ヘッドスパ】

<亜鉛欠乏症>
亜鉛は人が生きていくために極めて重要な金属で、不足すると味覚や嗅覚障害をはじめ
皮膚炎、脱毛症、生殖機能の低下、食欲不振、鉄欠乏性貧血、
糖代謝異常などさまざまな障害があらわれ、感染症にもかかりやすくなります。
亜鉛の摂取不足や消化器疾患による亜鉛の吸収障害
腎臓の疾患による亜鉛の排泄の増加などによって引き起こされます。

<舌炎>
正常な舌の表面は、小さい突起に覆われているために、全体がザラザラしています。
この表面の舌の付け根や舌の先から両側の中ほどに味を感じる細胞(味蕾・みらい)があります。
舌炎はこの味蕾のある表面が炎症によって赤くなり、味が見分けにくくなる味覚障害を起こします。
原因は熱い食べ物による火傷、義歯による傷ウイルスによる感染などによるものがあります。

<口腔乾燥症(ドライマウス)>
唾液の分泌が減ったり、口呼吸などで口腔粘膜の水分が失われて起こる疾患で
ドライマウスとも呼ばれています。
唾液の量が減ると食べ物の味物質が溶け出しにくくなったり
舌の表面の味を感じる細胞(味蕾・みらい)が働きにくくなるために、味覚障害が起こります。
原因としては、加齢をはじめ、良く噛まないで早食いをする食生活、生活習慣病
精神的なストレス、薬の副作用などが挙げられます。

<貧血>
鉄分の不足が主因で、酸素と結合して酸素を体のすみずみまで運ぶヘモグロビンが減少し
血液中の濃度が薄くなった状態です。
ヘモグロビンの数値が男性は13.0g/dl以下、女性は12.0g/dl以下になると
貧血とされています。
だるさや倦怠感、めまいなどの症状があらわれる前に舌の表面が赤くつるつるした状態になり
味覚障害が起こることがあります。

<糖尿病>
糖尿病は膵臓でつくられるインスリンの分泌や作用が低下し
血糖値が慢性的に高い状態になる生活習慣病です。
初期には自覚症状があらわれませんが、放置すると重い合併症を引き起こすことがあります。
その一つが神経障害で、味覚を伝達する神経が侵されると味覚障害が生じます。
また、糖尿病性腎症により腎臓の機能が低下すると、尿への亜鉛の排泄量が増えるため
味覚障害が起こります。

代官山で体質改善 身体の中から綺麗になる頭蓋骨矯正ヘッドスパ
KALEN DAIKANYAMA
櫻井 結架

newロゴ
渋谷#表参道#青山#外苑#中目黒#恵比寿#祐天寺#学大#自由が丘

最新の記事
【レモングラスの効果/ヘッドスパ】 【末端の冷えについて/ヘッドスパ】 【ルイボスティーの効果/ヘッドスパ】 【小豆茶について/ヘッドスパ】 【本日のクライアント様 vol.728/ヘッドスパ】