Jan 11.2017
「冷える原因」と「トラブル」

<血流の少ない手や足は冷えやすい>
足はなぜ冷えてしまうのでしょうか?
手や足といった末端は、心臓から一番遠く、静脈で血液を戻すのに強いポンプ力が必要となり、
血液がプーリングしてしまい、血行不良に陥りやすい事が一つの理由です。
特に、足では太ももには大きい大腿筋が熱を生み出し、血液の温度も保たれますが、
ひざから下では大きな筋肉がなく、ふくらはぎに入ったところから血液の温度は下がってきます。
そして、寒い状況だと、血管も収縮し、頭部や胸腹部などの重要臓器の体温を保持するために
血液が集中するので、下腿の血流はさらに少なくなります。
寒さで体が冷えるという状況では、体は大切な臓器が収まっている体幹(手足を除く胴体部分)を
冷やさないように働きます。
そのため、手足は真っ先に冷えやすく、冷えた手足を温めても、
肝心の体幹部分に十分な熱がいきわたっていなければ、手足の冷えを解消することはできません。
極端な話、登山家が手足の指を壊疽して生還するというのは生体の防御本能として、
中心部を守るために末端を切り捨てているというわかりやすい例でしょう。
また、人は熱さに比べると寒さに適応しにくく、寒いところから温かい部屋に入っても
手足が温まるのには時間がかかります。

<足の冷えが招くトラブル>
足の冷えを自覚していても我慢していたり、特になにもしていなかったりという方は、
その先にどのようなトラブルがあるかご存知でしょうか?
足の冷えをそのままにしておくと、睡眠への影響、むくみや傷やあざの治癒の遷延、
血行不良による虚血から、蒼白、しびれなどの知覚障害、引いては壊死をも引き起こします。
肌トラブルとしては、肌のターンオーバーの乱れや老廃物がたまることによる肌荒れやニキビ、
くすみなどがあげられます。
また、重力がかかっているため下半身には全身の7割の血液が集中していて、
血流が悪いと全身へも影響し肩こりや腰痛、クマなどさまざまなトラブルの元となります。

足の冷えを感じる方は、寝る前に足首を回す、足の甲を自分の方に倒して伸ばす、
逆につま先を伸ばすストレッチを5秒間ずつやってから寝てみてください。

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KALEN DAIKANYAMA
櫻井 結架

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