漢方でも健康維持の基本となるのは、
胃腸などの消化器を大切にすることだと考えられています。
食べたり飲んだりしたものを、体のエネルギーに変えるのは消化器の役割だからです。
皮膚、血、筋肉なども、消化器が作り出すエネルギーがなくては、本来の力を発揮することはできません。
そういう意味では、消化器は体の元気を作る大切な部分になります。
胃腸の消化吸収力にも個人差があるので、今日は焼肉、明日はラーメン…といった生活をしていても、病気ひとつしない人もいれば、
いつもより少し脂っこいものを食べすぎただけで腹痛を起こす人もいます。
そのため、食生活を他人と比べて、『私はまだましなほう』などと安心してしまうのは、少しナンセンスといえます。大切なのは、自分自身の胃腸のキャパシティに合わせた食生活を送り、その日の胃腸の状態を理解してあげることです。
消化・吸収という行為は、考えている以上にエネルギーを使う作業です。
ハードな運動した後、旅行から帰ってぐったりしているときなど、疲れすぎて食欲が出ないことがあります。
これは、体が一時的なエネルギー不足の状態になってしまい、消化・吸収という仕事を拒んでいるから。
風邪をひいて食欲がなくなるのも、体が風邪のウイルスと戦うエネルギーを温存するためです。
こんなときは、無理に食事をせず、湯船に浸かりぐっすり眠ることが回復の近道です。
梅雨~夏が1年を通して、最も胃腸をの調子を崩しやすい時期になります。
冷たいお茶、お水、ビールなど、飲みすぎてしまうと余分な『水毒』が溜まってしまい、
食欲不振、下痢、胃もたれなどの症状も出てきてしまいます。
気温が上がって冷たいものを欲する夏だからこそ
適量を意識するようにしてみましょう。
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KALEN DAIKANYAMA
