むくみとは医学的に「浮腫(ふしゅ)」と呼ばれ、皮膚の下に水分が溜まっている状態です。
主に、以下の原因によって水分が細胞へ漏れ出すことで、むくみが起こります。
・水分の摂りすぎ
→体重や年齢によって異なりますが1日に必要な水分量は2.5Lといわれて、食事などによって体内で作られるのが1.3L、水分による補給が1.2Lとされています。
1.2Lを超える水分を過剰に摂取すると排泄が間に合わず、むくみにつながるおそれがあります。
・塩分・アルコールが多い食生活
→アルコールを摂ると、利尿作用により体内に排出される水分量が増加し、体は水分量維持のため水分を体内に溜め込んでしまいます。また、血中のアルコール濃度が高まると血管が拡張して、水分が細胞へ漏れ出し、体に貯留してむくみにつながります。
重ねて、塩分の濃い食事は、血中の塩分濃度を高めてしまい、これもむくみの原因となります。
・運動不足
→運動不足による、ふくらはぎのポンプ機能低下もむくみの原因となります。
ふくらはぎは「第2の心臓」といわれており、筋肉の収縮で血液の循環を促す役割があるため、運動不足によってそのポンプ機能が低下し全身の血行が悪くなってしまいます。
・リンパの滞り
→運動不足、ストレス、冷え、加齢などが要因となり、リンパが滞ることもあり水分排泄がうまくいかないことでむくみに繋がります。
また、「リンパ浮腫(ふしゅ)」と呼ばれるがんなどの疾患によりリンパを切除した場合もむくみを引き起こす原因になります。
◎まずは、むくみの原因を把握してから対処していきましょう!
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本日のクライアント様
・足がつる
・冷え症
このような症状がある方は、血流の滞りによって起こっていると
思われます。
東洋医学では、足のつりは、急激に気や血が不足した
ために筋肉がけいれんした状態と捉えられています。
冷えによる血行不良も原因のひとつとして考えられます。
また、末端冷え症の原因としてもエネルギー不足、
血流の悪さや体内の水分の偏りなどが考えられています。
気や血を補う方法として、
黒色の食材
・黒ゴマ
・黒豆
・プルーン
赤色食材
・にんじん
・トマト
他に、身体を温める食材として冬に摂りたいのは
ショウガ、ニンニク、
加熱をして根菜類のごぼう、大根などを摂り入れると発汗作用や、
血を補ってくれるのでおすすめです。
食べ物の他には身体の一番の充電方法は睡眠なので、
睡眠時間を増やしたり、
睡眠の質を高めるのも重要な要素になるので、
深く眠れるように寝る環境を整えることも大切です。
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体がすぐに疲れてしまうときは、胃腸の疲れが関係しているかもしれません。
胃腸には食べ物を消化して栄養を取り込み、老廃物を排泄する働きがあります。
胃腸が疲労すると、胃腸の機能低下を招いて胃もたれや下痢、便秘といった
不調を引き起こしやすくなります。
さらに、胃腸の機能が低下すると食べ物の消化や吸収が十分に行えなくなり、
エネルギー不足となって全身のだるさや倦怠感につながることがあるのです。
胃腸の疲れは、食べ過ぎ、飲み過ぎ、睡眠不足、過労、過度なダイエット、
ストレスなどが原因とされています。
胃腸にとっての休息は「空腹時間」です。
その他に胃腸を刺激するお酒やカフェイン、辛いものなどは、
軽めの食事をとるという事の他に避けるようにすると良いです。
また、胃腸を休ませている間は水分が不足しがちなので、
喉が渇かなくてもこまめに水分補給をするようにします。
汁ものも含め、1日2リットルは水分を摂れると胃腸にとって良いとされています。
身体の疲れを感じたら胃腸を休ませる為、試してみてください。
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冷え性とは、血流の悪さにより手足の毛細血管まで血液が届かず、その部分の体温が下がってしまう状態になります。冷え性は寒い季節に起こるとは限らず、真夏などの気温が高い時でも手足の冷えなどの症状が起こります。
◯冷え性の原因
→・運動不足による筋力低下
・基礎代謝の低下
・食生活の乱れ
・喫煙、鉄分不足
このようなことが要因で冷え性に繋がり様々な不調を引き起こします。
◯改善方法
→・入浴をして身体を温める
・積極的な運動により基礎代謝を高める
・季節にかかわらず常温か暖かい飲み物を摂る
・ストレッチや軽いマッサージ
◎冷え性に効果的な食事
体を温める食べ物として代表的なものとして生姜、ネギ、ニンニクなどの根菜類があります。
その他にも
穀物、豆類:玄米、もち米、黒豆、小豆、銀杏、栗、くるみなど
肉:鶏肉、牛肉、豚レバーなど
魚介類:アジ、カツオ、サンマ、鮭、エビ、イカ、明太子など
野菜:ねぎ、にんじん、かぼちゃ、かぶ、ピーマン、玉ねぎ、にら、にんにくなど
果物:みかん、りんご、桃、オレンジ、さくらんぼ、ドライフルーツなど
調味料:味噌、醤油、塩など
香辛料:こしょう、唐辛子、シナモンなど
ただし食生活はバランスが大事で、体を温める物だけを摂っていればいいというわけではありませんので、偏りのないバランスの良い食生活を目指すようにしましょう。
普段の生活を見直すだけでも冷え性を改善することは可能ですのでできるとこから変えていきましょう!
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・手足が冷える
・お顔が火照る
・首肩が凝る
こんなお悩みを持つお客様が来店されました。
冷えによって、血行不良の状態が長く続くと、代謝が悪くなってリンパ管の流れが滞り、手足の末端が浮腫やすくなります。寒さによって身体に力が入りやすくなり首肩凝りの原因にもなるのです。
冷え性になると、体温を一定に保つために、交感神経と副交感神経がいつもよりたくさん働くようになります。
交感神経がフル稼働すると、自律神経が乱れやすくなり、血管の収縮・拡張のコントロールがうまく機能しなくなるので上半身に熱が集中し、顔がほてったりぼーっとしたりといった「冷えのぼせ」の症状が現れます。
冷えのぼせを感じる時は顔や脇などを開放して足首や腰などは冷やさないように温めてください。
対策としては
◎毎日38~40度位のお湯に浸かる
冷えのぼせの時は長く浸かるとのぼせやすくなるので10分くらいを目安に
身体の芯から温めてあげてください!
◎身体を温める食材を摂る
ショウガやニンニク、大根など辛味の食材や紅茶やココアなども体を温めてくれるのでおすすめです!
◎服装に気をつける
首の詰まった服を着ると汗や熱を逃がしづらくかえって冷えに繋がることもあるので
スカーフや体温調整しやすい服装を意識してみてください!
ビタミンEは血行障害の改善に効果的です!
首こりや肩こりにお悩みの場合はビタミンEを多く含むアーモンド、かぼちゃ、ほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜、キウイフルーツ、うなぎ、はまち、などを食事に1品プラスしてみてみてください!
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関 優海
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