Jun 18.2018
中医学でみるタルミの原因

タルミは皮膚の老化によって起こります
中医学では老化の三大要因を、腎虚(じんきょ)、脾虚(ひきょ)、お血(おけつ)としています。

腎虚

腎は成長や発育の素となる「精気(生命エネルギー)」を宿していて、発育と生殖を司っています
腎の働きの低下によって精気が減少することが老化となります

「女性の体は七の倍数で変化する」といわれていますが、これは腎の盛衰を意味します
7歳で毛髪が増え、14歳で初潮、21歳で腎気が充実し、28歳でピークに
35歳で衰え、49歳で閉経する、となり
タルミも35歳頃から本格化してきます。

しかし、年齢に関係なく腎虚となる人もいます
腰や膝がだるく特に生理時につらい、髪の毛が抜けやすく若白髪が目立つ
むくみや耳鳴り、夜中に尿意をもよおす、便秘がち
生理不順などの症状のある人は注意が必要です

同じ腎虚でも、体が冷える人とほてる人に分かれ
冷えるタイプは体を温めることが第一
胡桃や胡麻、黒大豆、昆布、海苔といった黒い食材には、腎を補う効果があります
豆腐やニラ、ナマコ(特にほてる人)、納豆などもお勧めです

脾虚

脾は肌肉(筋肉)を司ります。
ここが衰えると顔だけではなく首や腰回りなどの筋肉にも締りがなくなってきます
また、脾は美肌の源である気・血・津液(しんえき)を生じる内臓でもあります
脾虚になると気・血・津液も不足し張りを保つことが難しくなります

症状としては、胃腸が弱い、お腹が張る、疲れやすい、むくみや冷えがある
血色が悪くツヤがない、顔色がくすんでいる
筋肉がない(太っているわけではないが、二の腕や太ももがプヨプヨしている)などが特徴です

長芋や魚、レバー、ナッツ類(カボチャのタネ、松の実)
もち米といった食材を多く摂るようにしましょう
食前に温かいお茶やお吸い物をとるなど胃腸を温めるのも良いでしょう

お血

お血とは、血液循環が悪くなること。特に毛細血管の血流が滞ると、皮膚に気・血・津液が行きわたらないため、栄養や潤いが不足しタルミに繋がります
シミやクスミ、肩こりや腰痛がある、生理痛が激しいなどの症状があれば、お血の可能性があります

タケノコ、蓮根、タマネギ、昆布、アーモンドなどの食材には血の巡りを良くする効果があります

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代官山で体質改善 身体の中から綺麗になる頭蓋骨矯正ヘッドスパ
KALEN DAIKANYAMA
小嶺 さき

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